この記事はSplathon Advent Calendar 2022の5日目の記事です。


Splathonの中ではユーリと名乗っている者です。 (Twitterとかだとラルフ、ゲーム上だとユーリって感じになっています。)

先日のSplathon12ではカメラ2台担いでいたり、最後の集合写真を撮影していた人です。 長時間カメラを担いでいた結果、撤収作業中に腰に違和感を覚えましたが、しっかり温めて安静にした結果なんとか腰が死なないまま今日を迎えられています。

さて、ちょうど1年前にポケモンカードゲームに某per○li氏に沼に沈められた結果、部屋に存在するカードの量が大変なことになってしまったわけですが、今回はトレカ含めカード類を保管するのに色々模索して、自分の保管方法はこれだみたいになったものを話したいと思います。

カードの保管って?

保管の目的として、大きく分けて以下の2種類が挙げられます。

  • コレクションなどの好きなカードなどをいつでも見れるようにする展示を目的とした保管
  • コモンカードや重複カードなど、表に出さずに大量に保管することを目的とした保管

さらにそれぞれを深掘りすると、前者は

  • 高価なカードなど、1枚ずつ個別に見えるように展示・保管する場合
  • 1枚ずつ個別に見せるほどではないが、ふとしたときに見返したりしたりをしたい場合

後者は

  • デッキパーツなど、必要なときにすぐに取り出せるようにしたいもの
  • ほぼ使わないコモンカードなど、取り出しに時間がかかってしまっても問題のないもの

の2種類に分類できます。

それぞれで個人的ベスト保管方法をここ1年模索していたので紹介していきます。

スリーブ

どの保管方法でもまずはカードをスリーブに入れます。 ケースによって通常のスリーブとインナースリーブを分けたり合わせたりして使っています。

変に安い物だと入れにくかったり透明度が良くない物があったりするので、自分はカードバリアーシリーズで統一するようにしています。

通常のスリーブ

インナースリーブ

展示メインの保管

単体のカードを扱う

高額なカードであったり思い入れがあるなど、保管方法に気をつける必要のあるカードの場合、1枚1枚にフォーカスして保管します。このようなときの課題は外からの傷や湿気や紫外線への対策です。

展示を目的とした場合はコレクション目的がほとんどになると思うので、素の状態のカードだけでなくPSA等の鑑定が行われ、それらのケースに入っているカードも扱うことになると思います。

そのようなケースに入っていれば傷や湿気に対しては対処できますが、素の状態のカードの場合は河島製作所のフルプロテクトスリーブに入れています。

フルプロテクトスリーブに入れる場合、インナースリーブには入れずに通常のスリーブにのみ入れるのが良いです。(インナースリーブに入れるためにこすれたり、透明度が少し下がるので)

さらにこの状態からOPP袋に入れます。 OPP袋に入れる理由としては、PSAケースやフルプロ自体に傷がついてしまうのを防ぐためです。(フルプロ自体も少し値段するのと、PSAケースの交換は時間もお金もかかるので)

PSAケースの場合はHEIKOのクリスタルパック T8.5-14、フルプロテクトスリーブの場合はGINZOの専用OPP袋がジャストサイズなのでそれらを使用しています。

赤外線対策としては日差しの当たらない暗所に置くというのが最適解なのですが、それだと展示にならないのでUVカットしてくれるアクリルで作ったフレームに入れるようにしています。

アクリルフレームも色々種類があるのですが、個人的にはフリマサイトで個人が製作しているレベルの物で問題無いと考えています。(結局UVカット率は素材のアクリル板に依存するのと、加工精度を加味しても個人製作のもので問題無さそう)

自分がよくお世話になっているのはこちらの方が作っているフレームです。

背景が布なのであまり見栄えがしないですが...

もし、GINZOのTRILITHのように、見せ方にもこだわりたい場合はそのような専用商品を使用することになると思います。

複数枚のカードを扱う

多量のカードをいつでも見返しやすくして展示する方法として一番便利なのがリングバインダーに入れる方法です。

ポケカでは公式でコレクションファイルという商品がありますが、個人的にはもっと大量のカードを収納したいという思いが強いので別のリングファイルを探すことにしました。(コレクションファイルだとリフィルを入れられる部分が大体1.8cmぐらいの厚みまで)

大容量かつ柔な作りではない(外側も堅い素材・金属リングなど)ことなどを加味してベストだったのが新誠堂の文献バインダーです。

背幅が7.5cm、リフィルを入れられる部分のサイズが5.5cm(リングが丸形なので端まで使えばもっと詰め込めるが、無理のない範囲だと5.5cm程度)あるので、相当数が入ります。

リフィルは上記サイトでも紹介されていますが、やはりやのまんの9ポケットカードシートがカード落下防止のための返しがついていたり、ほどよい固さという面で一番よかったです。

やのまんのリフィルを使う場合は4つのリングがあるバインダーの方が安定感が出るのでそちらをおすすめします。

また、リフィルに入れる際にはインナースリーブと通常のスリーブの両方に入れた2重スリーブの状態で入れています。その状態だと厚みが変わってしまうので、サイトに掲載のある65シートより少ない58シートほどのリフィルまでが無理のない範囲になってしまいますが、それでも収納可能数としてはピカイチです。

開いた状態

上から見た状態

裏話ですが、2021年末ぐらいからこの新誠堂のバインダーを見つけ、実際に神保町の本店へ行って実物を見たりして購入したのですが、その際に店主の方とお話しさせていただき、やはり最近トレカなどの保管に使う人が多いという話を聞きました。 そのときにこのサイズ感で収納できるバインダーは今まで見たことが無くて、まさしく欲していた物だという感じで話が盛り上がったりしました。

収納メインの保管

次に、より大量のカードを保管するための、ストレージ寄りの保管についてです。

プレイ用カードの中でもよく取り出したりするもの

ポケカで言えばトレーナーズやエネルギー、システムポケモンなどのよくデッキに入るようなカードの場合、大量に保管しながらもすぐに取り出せるようになっていると便利な物を保管する時です。

個人的に、「複数の箱に分散」しているより「デッキパーツはこの1箇所にまとまっている」となっている方が便利だったので、大量のカードが入りながらも中で分類分けしやすいようなケースを探しました。

デッキパーツ探しはよくやるので、運搬しやすかったり移動を繰り返してもケースがボロボロにならないことなどを考え、ToygerのCEO Storageをチョイスして使用しています。

収納可能な枚数はもちろん、内部で仕切りを使うことでカードの種類による整理が簡単な点や、取っ手付きやアルミ素材で移動が楽というのも良い点です。

内部の仕切りでエリアを作れるのが便利

完全にストレージな保管

まず使わないといったカードや余剰なデッキパーツなどはより高密度に保管できるようにします。 ショップへカードを持ち込んで売るというのが嫌いなので、開封したパックのカードはすべてあるのですがどんどん増えていきます。

スリーブなどにも入れず大量に保管したいとなると、ボール紙製のケースに入れてしまうのが一番楽です。

ただ、紙製のケースは強度面や長期間保管するとなったときにあまり信用していない節があるので、別のいい保管手段をさらに模索している最中です。


ここまで書いて思いましたが、なんだかAmazon S3 Glacierのストレージクラスみたいですね。

(この部分を書いている時点で既に6日になってしまっていますが)6日目はかがみさんのこの2年間の園芸まとめです。